どうする?朝からぐずぐずBOYS&GIRLS

4月から新生活を迎えた子育てパパ&ママに立ちはだかる大きな壁。

そして子どもたちにも立ちはだかる大きな壁。

それは・・・

朝の「お支度」

コイツはなかなか手強い。

どんなにベテランパパ&ママも、この壁を越えるために、相当な忍耐と体力を必要としたことだろう。

世界が新しく始まる「朝」を、快く受け入れてくれないBOYS&GIRLS。

確かに朝は、大人のワタクシでも「まだ眠い」自分と「朝だ!今日も頑張るぞ!」の自分との戦いである。

まずは「まだ眠い」自分に打ち勝つべく、布団をはぎ、伸びをし、大量の空気を大あくびで吸収し、重たい体を持ち上げて、テレビのリモコンをON!その辺でようやく「まだ眠い」自分を抑え込むことに成功。

歯を磨き顔を洗ってダメ押しをする。

そこまでしてようやく自分の体を自由に動かすことができるようになる。

あくまで個人差ではあるが、ワタクシりじちょーつねぴこはここまでの行程ができて「目が覚めた」になる訳である。

何十年も生きてきても、朝は自分に勝たないと活動できないのだから、まだ生まれて数年のBOYS&GIRLSがぐずぐずしても仕方のないことだ。

とはいえ幼稚園や保育園に行く時間は刻一刻と迫り来るわけで、「しょうがない」では済まされない。

「朝眠いから起きたくない」のは我が身で感じていることなので仕方ない。

それを「起きなさーい!!」で起こして「早く準備しなさーい!!!」で叱られても、「はい!やります」にはならないだろう。

ならばどうするか・・・。

りじちょーつねぴこが常日頃考えているのは、「子どもたちが中心にいるか」ということ。

これについては幼稚園理事長という職業に就いていることもあるが、自分の子どもを育てる上でも常に大事にしていることである。

というわけで、子どもを自分の中心に置き行動してみる。

まずは子どもたちはどう感じてどう考えているのか観察してみることにする。とはいえ朝という時間はなんやかんやでてんやわんや。ゆっくり観察なんかしてられない。

横目で子どもたちをチラチラ見つつ、自分の準備もしつつ・・・。

数日かけてじっくり観察。

ふむふむ。

なるほど。

そろそろ観察日記でもつけようかと思っていたある日、こんなことが起こった。

その日はやっぱりぐずぐずの朝。

前日の夜、マイブームのチャンバラ遊びで大盛り上がり。それはそれは楽しい宴であったことは、寝室に持ち込んだおもちゃの刀でも見て取れる。

毎朝苦しい戦いを強いられてきた我が奥様が、こんな提案をぐずる息子にする。

「早くご飯食べて、お支度が終わったら昨日の戦いの続きやるよ」

この発言で、戦況の流れが一気に変わる。

キラーーーーーン!!

息子の目は輝きに満ち溢れ、我が奥様が提案した契約は見事成立。

さっきまでのぐずぐずBOYはどこへやら。

多少の「ねぇ、早くやろうよ」という不義理を持ちかける息子をおおめに見つつ、契約通り朝の「お支度」が滞りなく終了。

念願の「戦いごっこ」が開催される運びとなった。

それを見てようやく気づいたりじちょーつねぴこ。

それはそうだよね・・・。

まだ自分の中で区切りがつかないうちに「早く起きなさい」「早く着替えなさい」「早くご飯を食べなさい」の3連続コンボを出されても、それは「拒否」一択。ぐずぐず発動。

発動されたぐずぐずにより、パパ&ママは体内マグマがグツグツたぎり、さらに発動されたぐずぐずでさらにマグマはグツグツ。ついには「優しいパパ&ママ」の堤防が決壊し、大爆発。

本日も大噴火となる。

まさに悪循環・・・。

今回のぐずぐずBOYの様子をみる限り、「眠い」打ち破る「楽しい」があったからこそ

りじちょーつねぴこにも、今現在我がぶどうぞの幼稚園に通う年長さんの男の子と年少さんの女の子を授かり、例に漏れず朝のぐずぐずに悩まされている。

しかし、ワタクシは朝早く仕事に出てしまうので、一番参っているのは奥様である。(いつもありがとう奥様)

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